子どもの月齢の数え方と保育園クラスの見分け方

保育

月齢には2通りの数え方があります。

健診や予防接種などもあるので、知っておきたい子どもの月齢。

生まれてから、満1歳の誕生日を迎えるまでには、お宮参りやお食い初めなど、いろいろな行事もありますね。

「お子さん、何歳ですか?」と聞かれて「あれっ?」と迷うこともあるかもしれません。

そこで今回は、子どもの月齢の数え方と、保育園に入園する際には何歳児になるのか、「〇歳児クラス」の見分け方について紹介していきます。

子どもの月齢の数え方

本来、赤ちゃんが生まれた日は、「生後1日」ではなく生後0日になりす。

なので、生まれて一週間の赤ちゃんは、生後6日です。

週や月も、同じように数えます。

わかりやすく、例をあげてみますね。

たとえば 【5月5日に産まれた場合

  • 5月5日…生後0日
  • 5月11日…生後6日
  • 5月12日…生後1週0日
  • 5月18日…生後1週6日
  • 5月19日…生後2週0日

*~*~*~*~*~*~*~*

  • 6月5日…生後1か月
  • 11月5日…生後6か月(生後半年)

健診や予防接種、産休の手続きなどは、この数え方で計算するので覚えておきましょう。

 

一方で、出生届や、お食い初め、お宮参りといった赤ちゃんに関する伝統行事を行う場合は、生まれた日を「生後1日」として計算します。

なかでも出生届は、「赤ちゃんが生まれた日を含めて14日以内に提出」と期限が決められているので要注意。

出産の翌日を1日と計算して、期限が切れてしまわないようにしましょう。

 

保育園における月齢「〇歳」と「〇歳児」の違い

子どもが誕生日を迎えて満1歳になるころ、育休が終わり職場復帰をする方も多いのではないでしょうか。

そこで考えるのが、保育園入園ですよね。

では、お子さんは何歳児クラスに入ると思いますか?

 

誕生日で1歳になったから1歳児クラスかな?

こう、思う方もいるかもしれません。

ですが、正しくは0歳児クラスになります。

 

保育園では、4月1日時点の子どもの月齢を基準にクラスが決まるからです。

4月2日生まれの子ども~翌年4月1日生まれの子どもまでが同じお部屋で過ごします。

不思議かもしれませんが、同じ年、たとえば2022年4月1日生まれの子と、2022年4月2日生まれの子は、誕生日は1日違いですが、学年が1つ変わります。

 

ここで、「〇歳児クラス」に該当する月齢を一覧で記すので、参考にしてみてください。

  • 0歳児クラス…生後2か月~誕生日を迎えた満1歳11か月までの子ども
  • 1歳児クラス…1歳になったばかりの子ども~満2歳11か月までの子ども
  • 2歳児クラス…誕生日で3歳になる子ども~誕生日を迎えた子ども
  • 3歳児クラス…誕生日で4歳になる子ども
  • 4歳児クラス…誕生日で5歳になる子ども
  • 5歳児クラス…誕生日で6歳になる子ども
*注意* 0歳児は、園によって預けられる月齢が異なります。満1歳の子どもからしか預けられないところもあれば、生後2か月からOKのところもあるので、事情がある方はチェックしてみてください。

 

つまり、「〇歳=〇歳児」ではないのです。

  • 3月31日生まれ・4月1日生まれで、1歳になったばかりの子ども
  • 4月2日生まれで、2歳の誕生日を迎えた子ども

どちらの子も、4月に入園した場合、同じ1歳児クラスになります。

生後2か月のころから入園した子の場合は、0歳児クラスを2回することになります。

 

保育園のクラス内では、約1年の月齢差がある子どもたちが一緒に生活しているのが、おわかりいただけたのではないでしょうか。

とくに子どもが小さい時期は、個人差が大きいもの。

一人ひとり言葉や行動に差があって当然なのです。

まとめ

子どもの月齢の数え方について、紹介しました。

まとめます。

  • 誕生した日…生後0日
  • 生後1か月…生まれた日の翌月(1月1日生まれなら2月1日)
  • ただし、生まれた日を「生後1日」と数えるものもある
  • 「〇歳児クラス」…誕生日で何歳になるかによって決まる
    (例:誕生日で2歳になる場合は、1歳児クラス)

今は、誕生日を入力すると自動で計算してくれる計算ソフトもあり、便利です。

迷ったときには利用してみましょう。

パパにも共有して、2人で協力しながら子育てできるとステキですね。

 

コメント