我が家では数年前からカブトムシ・クワガタを飼育しています。
【これまでに経験したカブトムシ・クワガタ】
- コクワガタ
- スジクワガタ
- ミヤマクワガタ
- ノコギリクワガタ
- カブトムシ
成虫をペアリングさせ、幼虫も育てています。
幼虫を飼っていくうえで欠かせないのが、マットです。
今回は、高評価だった市販のカブトムシマットを購入して起きた珍事件を書きつづります。
カブトムシマット購入
成虫であればハスクチップといわれる、木を細かくしたチップを使用しますが、幼虫にとって大切なのは、マット。
そのため、今回はカブクワ併用できるマットではなく、カブトムシ専用のマットを探しました。
さまざまな種類のマットのなかから、高評価かつ高すぎないマットを購入。
【6月後半ごろ】
急用ではなかったため、そのまま自宅2Fで保管。
今年、カブトムシのペアリングが成功したら、割り出し後に使用しようと思っていました。
カブトムシマットの異変
7月、いつものように成虫のカブクワのゼリー交換をしていると、袋が破けているのを発見。
そして肥料のような、なんともいえないニオイがありました…。
けれど、このときはまだ「なかに幼虫がいる」なんて思いもしませんでした。
「未開封のはずなのに、どうして…?」と疑問に思いながら、そのままの状態で、さらにスーパー袋に入れて保管。
私たちが気づかない間に、穴は徐々に増えていたようです。
【7月中旬ごろ】
マット内でカブトムシ幼虫の発見
「どうして穴があいたんだろう…?暑さ?床との摩擦?」
心あたりをいろいろ考えましたが、結局、原因はわかりませんでした。
8月の後半、ついに事件は起きます。
ゼリー交換をしていた、すけさんが珍しく慌てた様子。
ちょっと!袋のなかで幼虫が動いているんだけど!
えぇっ!!!
ほら!ここ↓
わっ!ほんとだ!
まだまだいそうなんだよね~^_^;
じゃあ、あけてみたほうがよくない?
だな。あけてみるか。
………えっ
袋をあけた瞬間、時間が止まりました。
そこには、まぎれもなく大量のカブトムシ幼虫の排泄物が。。。
確実にいるよね、赤ちゃんたち。
袋あけるね!
(いたとしても、きっと3匹くらいのはず…!)
幼虫が複数いることを覚悟して、マットを広げていきました。
ところがこのあと、さらに思いもしない事態が起きます。
ゴロン.ゴロン.ゴロン…
1.2.3.4.5.…
計22匹!
………。
こんなに大量にどうする?!
それにしても、でっけー終齢幼虫だなぁ。
ビックリしました。
こんなことって、あるんですね。
マット交換は今まで何度もしてきましたが、初めての経験でした。
22匹もの赤ちゃん、これからどうしましょう…
カブトムシといっても命あるものなので、粗末にはできません。
とはいえ、自宅で飼育するには多すぎます。
森林に返すのも、よくない行為ですし、悩みどころです。
高評価マット
今回の珍事件で2つ、明らかになったことがあります。
- マットのなかに幼虫がいることがある
- マットの質がよかった
1つめは、いつでもマットのなかに幼虫がいる可能性があるということ。
今回の私たちは、「レアなケース」だと思いますが、それでも実際に起きたウソみたいなホントの話です。
人工のものではなく、天然だからこそ混入しているのかもしれませんね。
2つめは、マットの質がよい証拠になったということ。
劣悪な環境では幼虫は生きるのが難しいはずです。
それが、これほど大きく育ったということは…
カブトムシの幼虫にとって、それだけマットの品質がいい証拠。
今後もこのマットは購入候補です。
おわりに
私も、すけさんも、マットの販売者さんを悪くいうつもりは決してありません。
驚きましたが、これもまた印象深く、貴重な体験。
思い出をいつまでも忘れないでいられるよう、今回筆をとりました。
自分たちで飼育するか、どこかに相談するか、今後についてはまだハッキリ決めていませんが、命を粗末にすることなく、また生態系を壊さないよう、いい方法を探していきたいと思っています。
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